携帯で浮気調査

浮気調査を自分で行う時、何よりも手掛かりとなるのは携帯電話です。その携帯電話を使っての浮気調査にはさまざまな方法があります。


・パスワードロックの解除 

相手の携帯電話をチェックするには、まずパスワードロックを解除しなければ始まりません。浮気をしている相手の携帯電話にはパスワードロックがされている可能性が非常に高いです。携帯電話のパスワードロックは暗証番号が4桁の場合可能であり、それ以外の場合はほぼ不可能となります。必要なのはパソコン、携帯電話用ソフト、携帯電話とパソコンを繋ぐUSBケーブルの三点です。携帯電話用ソフトは何種類かありますが、いずれにおいてもインストールさえできれば後は指示通りに行えば簡単にパスワードロックの解除が可能です。


・メールの転送 

メールの転送は、携帯電話の機能として備わっている転送機能を利用し、浮気相手からのメールを自分の携帯電話やパソコンのメールアドレスに転送するといった方法です。パスワードロックが解除され、相手の携帯電話を自由に扱える時にこの設定を行います。浮気相手からのメールを発見したらその後は機種による操作方法によって転送の設定を行うだけです。ちなみにこの時送信履歴などはきちんと消しておきましょう。

 

 


・データのコピー 

パスワードロックの解除の際に使用する携帯電話用ソフトを利用すれば、相手の携帯電話のデータをパソコンにコピーすることも可能です。メール、写真、その他のデータなど浮気の証拠となるさまざまなものをパソコンに保存することができます。


・証拠の信憑性 

携帯電話から得られた情報は証拠能力としては低いです。偽造なども可能であり、浮気を確信できる証拠とは認められにくいものと扱われることが多いようです。しかしそこから得られた情報は、その後の浮気調査による確たる証拠に非常に役立つ場合が多いです。


・プライバシーの侵害にあたる可能性とリスク 

相手の携帯電話を勝手に見ることは、たとえ夫婦間であってもプライバシーの侵害にあたるそうです。携帯電話の通話履歴やメールなどは個人のプライバシーと認められています。しかし夫婦間の携帯電話の盗み見によって、プライバシーの侵害で訴えられたという事例は無いようですし、グレーゾーンと言えるところなのかもしれません。プライバシーの侵害にあたる可能性はもちろん大であり、夫婦関係においても非常にリスクを伴うものであることは間違いないでしょう。