オタ婚の問題点

オタ婚での問題点は女性の参加率の低さです。オタ婚を最初に始めた鷲宮商工会が主催のイベント、オタ婚林間学校編は女性の参加率の低さが話題を集めているようです。


オタ婚林間学校編は、オタ婚と懐かしの林間学校とのコラボ。一泊二日の泊まりがけで福島に行き、林間学校さながらの行事を行って男女の親交を深めようというもの。キャンプファイヤーや枕投げなども予定に組まれており、一見楽しそうなイベントなのですが…。


男性は定員を大きく上回る80人もの応募があったのに対し女性はなんと一ケタ。開催すら危ぶまれる様な展開のようです。鷲宮商工会も女性の参加金額を下げることによって女性の参加を促しているようですが、やはりここでもオタ婚の問題点である女性の参加率の低さがネックとなっているようです。


今回のオタ婚の場合、一泊二日であることや林間学校というシチュエーションがオタク女子にはハードルが高かったのではないかと思われます。オタ婚は当然のことながら出会う人全てが初対面です。オタク女子がそういった人の中に一泊二日居続け、更に林間学校のようなイベントをこなせるでしょうか。いえ、こなせません。


オタク女子の場合ほとんどが大人しく、奥手の女性が多いのが特徴です。そういった女性がいくら出会いのためとはいえ、一人で一泊二日の団体旅行に行けるでしょうか。


さらに林間学校。私もそうだったので理解できるのですが、オタク女子のように大人しいタイプの女性にとって林間学校の様なイベントは大敵でした。林間学校は行くのが嫌だったぐらいです。つまりオタク女子にとってこのオタ婚林間学校編は、行きたいと思える要素がほとんど無いイベントだったのでは無いでしょうか。


 

「ゆるオタ君」と結婚しよう!

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オタ婚はオタクのための婚活ですが、オタクと言っても男性と女性とでかなり違いがあります。世間から受けるイメージも、オタクの男性と女性ではかなり違いがあります。


オタクの男性は比較的オタクであることをオープンにしますが、女性の場合は基本的に隠し続けます。オタク女子の方が世間から受けるイメージは悪く、それに伴ってはるかに閉鎖的であるということです。それらを含めてオタ婚のイベントは考えられていないと行きにくいものになります。オタク女子こそ行きやすい様なイベントでなければ、オタク女子はオタ婚に中々参加できにくいのです。



当然のことながらオタク女子が参加しなければオタ婚は成立しません。オタ婚の問題点である女性の参加率の低さはこれからも課題になるでしょう。